ホーム > 沖縄県企業局について > 企業局からのお知らせ > ニュースリリース(公表) > 比謝川取水ポンプ場周辺及び川崎取水ポンプ場周辺のPFOS 等の検出状況について
平成26年2月から企業局で行っているPFOS等調査において、平成30年4月から長田川取水ポンプ場でPFOS等の濃度上昇がみられました。その理由として、当時渇水対策に伴う河川最大取水が行われており、長田川と比謝川の下流にある比謝川下流堰から回り込む比謝川河川水の影響が考えられましたが、比謝川取水ポンプ場での濃度を大きく上回る値も確認されたため、比謝川取水ポンプ場を中心に周辺地域の調査を行いました。
その結果、調査した19地点のうち13地点において米国環境保護庁が設定した飲料水の生涯健康勧告値(70ng/L)を上回る値が確認されました。
川崎取水ポンプ場において取水している天願川では、比謝川取水ポンプ場と比べて高濃度ではないものの一定程度のPFOS等が検出されていることから天願川の上流で調査を行いました。
その結果、調査した13地点のうち10地点において米国環境保護庁が設定した飲料水の生涯健康勧告値を上回る値が確認されました。
この結果を受け、企業局では、県環境部へ速やかに情報提供を行い、地元への説明を行うなど、連携して対応してきたところです。
北谷浄水場の浄水における有機フッ素化合物の平均値は米国環境保護庁が設定した飲料水の生涯健康勧告値である1リットルあたり70ナノグラムより低い約30ナノグラムであり、現状において健康上の問題はないと考えているところです。
企業局では、引き続き、水源や浄水場における水質管理や高度浄水処理によりPFOS等の除去を行い、安全な飲み水を供給していきます。
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