沖縄県企業局

ダム

　かつて、河川水や地下水が中心だった沖縄の水源は、比較的規模が小さいこともあり、安定した水の確保が難しい状況にありました。さらに、人口や観光客の増加なども重なり、水に対する需要は増え続ける一方でした。
　そこで、国と県では、これまでに全11の多目的ダムを開発し、沖縄の厳しい水事情の緩和に努めてきました。
　沖縄県が本土復帰した昭和47年、約55パーセントだった河川からの取水割合は、現在、ダムからの取水割合が約80パーセントを占めています。さらに、取水量そのものも増えていますので、ダムからの取水が圧倒的に多くなっています。
　降雨のない日が続くと、たちまち河川からの取水できる量は少なくなります。ダムは、それに比べると、降雨の影響が比較的小さい水源と言えます。
　ダムの完成は、以前に比べて安定的な取水を可能としました。これにより、沖縄本島の水の安定供給の体制が確立されました。

企業局ダム水源マップ

ダムのあらまし

福地ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		44,700
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	103,200
	工業用水（㎥）	14,800
所在地		東村
詳細情報		やんばるのダム 福地ダム（外部リンク）

新川ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		600
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	15,700
	工業用水（㎥）	2,300
所在地		東村
詳細情報		やんばるのダム 新川ダム（外部リンク）

安波ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		12,600
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	65,700
	工業用水（㎥）	9,300
所在地		国頭村
詳細情報		やんばるのダム 安波ダム（外部リンク）

普久川ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		950
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	23,700
	工業用水（㎥）	3,300
所在地		国頭村
詳細情報		やんばるのダム 普久川ダム（外部リンク）

辺野喜ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		1,600
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	18,400
	工業用水（㎥）	2,600
所在地		国頭村
詳細情報		やんばるのダム 辺野喜ダム（外部リンク）

漢那ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		6,650
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	11,500
	工業用水（㎥）	-
所在地		宜野座村
詳細情報		やんばるのダム 漢那ダム（外部リンク）

羽地ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		15,600
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	12,000
	工業用水（㎥）	-
所在地		名護市
詳細情報		やんばるのダム 羽地ダム（外部リンク）

大保ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		17,200
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	94,800
	工業用水（㎥）	-
所在地		大宜味村
詳細情報		やんばるのダム　大保ダム（外部リンク）

金武ダム

管理		国管理ダム
利水容量（千㎥）		5,360
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	10,300
	工業用水（㎥）	-
所在地		金武町
詳細情報		やんばるのダム　金武ダム（外部リンク）

倉敷ダム

管理		県管理ダム
利水容量（千㎥）		5,900
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	50,600
	工業用水（㎥）	-
所在地		沖縄市・うるま市
詳細情報		倉敷ダムの概要（外部リンク）

山城ダム

管理		企業局管理ダム
利水容量（千㎥）		1,190
開発水量 （一日あたり）	水道用水（㎥）	7,600
	工業用水（㎥）	-
所在地		うるま市
詳細情報		山城ダムの概要

水源開発のあらまし