
ー装置外観ー

ー装置内部ー
導入目的
沖縄県は、160の珊瑚礁の島々からなる島しょ県で、大きな河川や湖などの水源に恵まれず、また、降水量が年や季節によって大きく変化し、水を安定的に確保することが困難な自然環境にあります。
とりわけ、沖縄県の離島地域では、渇水に伴う給水制限の実施や災害や事故等が発生した場合の応急給水体制の確保など、安定給水の面から多くの課題を抱えています。
沖縄県では、これらの課題解消を図るため平成28年度沖縄振興特別推進交付金等を活用し、可搬型海水淡水化装置を導入しました。
装置の諸元及び仕様
淡水化方式 |
逆浸透法(RO法) |
回 収 率 |
40% |
膜の種類 |
スパイラル型ポリアミド系複合膜 |
塩除去率 |
99.8% |
処理能力 |
200立方メートル/日×2台(計400立方メートル/日)
⇒ 1台当たり約570人(約220世帯分に相当)に給水することが可能です。 |
外形寸法 |
20フィートコンテナ(長さ6m×幅2.4m×高さ2.6m) |
質 量 |
約5,000キログラム(乾燥質量)、水充填時は約5,800キログラム |
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